GaussView 6では、グループ内の複数の分子に対するGaussianのジョブを、いくつかの操作を加えるだけでまとめて設定することが可能です。操作手順は以下の通りです:
- 全ての分子が単一の分子グループに含まれていることを確認
- 通常の計算と同じく、Gaussian Calculation Setupダイアログで計算のタイプ、モデル 化学、表題、その他のキーワードを指定
- Assign to Molecule Groupボタンをクリックして、グループ内の全ての分子 に設定を適用
- ファイルを保存する際、Save Molecule Groupオプションを設定することで各分子について個別のファイルを保存
この時、各ファイル名に接頭辞や分子番号を加えることも可能
以下の例は、配座探索により得られた84の分子構造に対する設定です。 Opt+Freq計算を設定し、それをグループ内の全ての分子について適用しています。分子グループ全体を保存する場合は、各分子についてジョブファイルを個別に保存されます。