CONFLEX DOCK マニュアル

CONFLEX DOCKキーワードオプション

CONFLEX DOCKを利用してドッキングシミュレーションを行うためには、あらかじめ初期設定ファイル(.ini)を用意してそこに必要なキーワードを入力する必要があります。
Interfaceから計算を実行する場合は、Interface上で指定したオプションに従って「.ini」ファイルが自動的に作成されます。

コマンドラインから実行する場合は、「.ini」ファイルをテキストエディター等で作成します。

キーワード オプション 説明
probe_rad= ff.ff 探索点の設置に使用するプローブ球半径を設定する。
デフォルト:2.15Å
root= ff.ff 探索点に残基を置きスコアを評価した後,木構造の根として採用し探索を進める点の割合(例えば0.10の場合10%)を指定する。
デフォルト:0.05
branch= n 探索を進めるノードを、スコアの高い順からn個選択する。
デフォルト:1
gtgdrmsd= true, false Geometric center To Geometric center Distance(GTGD)とRoot Mean Square Deviation (RMSD)の出力を制御する。
ペプチド鎖をPDBファイルで指定した場合のみ有効となる。
デフォルト:true
clustpose= n クラスタリングで考慮するスコア上位の予測構造数を指定する。
デフォルト:10000
clustdist=
ff.ff
クラスタリングの指標となる、2つの構造のGTGDの閾値を指定する。
デフォルト:3.0Å