Gaussianジョブの「route」セクションは、行の最初の文字を「#」記号で始めます。 記号の後は、自由形式で記述します。ほとんどのジョブでは、すべての設定情報をこの行に収めます。
行が長すぎる場合、改行しても構いません。続く行の先頭は「#」で始める必要もありません。
ルート・セクションの最後には空行を入れて、終了とします。

キーワードが何も記述されていない場合、計算はデフォルトの

HF/STO-3G SP

の設定で実行されます。

別の記述形式

#N

通常の出力レベル(デフォルト)

#P

詳細出力。各リンクの最初と最後に、計算時間や種々の機械依存情報が出力されます。
途中で、SCFの収束状況も出力されます。

#T

簡潔な出力がなされます。出力は、重要な情報と計算結果のみになります。